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【前年同月比】          
           
 

平成22年6月の景況
……中小企業団体情報連絡員より…… 

特記事項
                   
好 転 やや好転 変わらず やや悪化 悪 化
                   
業 種
(中分類)
業 種
(大分類)
売上高 在 庫
数 量
販 売
価 格
取 引
条 件
収 益
状 況
資 金
繰 り
設 備
操業度
雇 用
人 員
業界の
景 況
食  料  品 製造業
繊 維・同製品 製造業
木 材・木製品 製造業
紙・紙加工品 製造業
印     刷 製造業
化 学 製 品 製造業
窯業・土石製品 製造業
鉄 鋼 ・ 金 属 製造業
一 般 機 器 製造業
電 気 機 器 製造業
輸 送 用 機 器 製造業
そ   の  他 製造業
卸  売  業 非製造業
小  売  業 非製造業
商  店  街 非製造業
サ ー ビ ス 業 非製造業
建  設  業 非製造業
運  輸  業 非製造業
そ  の  他 非製造業
                     
                   
【特記事項】      
 (6月の景況から)      
       
集計上の
分類業種
具体的な業種 組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品 製粉製麺 今年は特に天候不順で乾麺の売上げが減少している。
調理食品 出荷高は前年同月比94.3%
豆腐 売上げの減少幅が大きくなった。(2桁台)
醤油 第1四半期(平成22年4月〜6月)を終え、組合員の状況はやや低迷しているものと思われる。経済不況の消費低迷、低価格指向の消費者動向によるものと考えられるが、今年7月の御中元商戦がどの程度組合員企業の売上伸長に影響を及ぼすか注視したい。当組合も第1四半期における前年同月比の生揚出荷数量は95.9%と前年度の下回っている。大手企業(醤油大手5社)の安売り価格の影響も大きいと考えられる。
繊維・同製品 手袋 平成22年度の受注はほぼ完了。冬物手袋は昨年の販売不振で数量、金額とも落ち込んでおり今シーズンの受注にも影響を受けている。春夏用UV手袋は異業種の参入等で価格の下落や販売数量の減少に繋がっている。
木材・木製品 家具 あまり業況の変化はない。依然厳しい経営環境下にある。極めて憂慮すべき状況である。
製材 新築着工も見受けられるが、やはり大手ハウス・プレハブメーカーが中心で地元大工・工務店の現場は極端に少なく業界に影響なしの状況。
木材 大幅な変動はない。
印刷 印刷 5月末のiPadの発売を機に電子書籍の電子配信システムが話題となっている。紙を媒体とする印刷会社は電子書籍への対応を含め印刷会社自身も変革を求められている。
窯業・土石製品 ブロック 6月は天候不順が多く、製造はしたものの出荷延期が続いている。
石材加工 5月まで悪いながらも何とか持ちこたえていたが、6月は状況がさらに悪化した。さらなる経費削減に努める事業所も増えているようである。
鉄鋼・金属 鍍金 「夏頃から回復傾向に転じる」とは各発注先の属する業界の合い言葉ではあったものの、やや足踏み感がある。また、依然として原油及びそれらから作製される原材料は高値どまりであり、収益の改善もいまひとつといった状況である。
一般機器 一般産業用機械・装置 受注増加の気配がある。大型クレーン10台程度増産の動きがあり、売上げ増加に結びついていくかどうか注視していく必要がある。一般鉄工製品も徐々に受注が増加する気配がある。造船関連が従来どおり。ほぼ活況。
その他製造業 団扇 注文数は増加してきたが、遅れての注文の為に納期を間に合わせるのが大変である。
漆器 相変わらず低水準での推移。なかなか良い方向が見つからない。
綿寝具 当組合において脱退届が1社から提出された。官公需の発注が減少し、配分が少なくなったため組合に所属しているメリットがないと判断して脱退に踏み切った模様、そのため組合所属企業は8社となった。
小売業 青果物 収益が減少。
電機 6月の家電製品の販売は目に余る状況である。特に冷蔵庫、洗濯機、エアコンは全く売れない。エコポイント効果は全くない。またエアコンシーズンにもかかわらず低調、家電業界も不況の仲間入りといった条項である。
商店街 高松市 参議院選挙を控えて消費も不安定な感じである。
高松市 6月も景気は落ち込んでおり、全然よくありません。商店街の人通りが昨年より少ないように思える。昨年よりもう一段落ち込んでいるのであろう。飲食店もどこもよくない。当商店街もアーケードの補修工事の契約を済ませ7月より2ヶ月間かけ補修するので、雨漏りの酷い所もこれで解決されそうである。
丸亀市 「これ以上の底はない」という水準に達しているため、ここまで生き残って営業している零細商店は、かえって強い?と思えるこの頃だ。実際、10年前に郊外に出店した商店街の店が、郊外の店を閉めて商店街に帰ってきた。この時代は、車が便利な立地条件だけで商売が維持できる現実ではないと思う。本当に需要があるアイテムを扱っていれば、立地は二の次と感じる。地方の人口が確実に減っていく中、海外進出できない零細小売業の「独自の存在価値は何か?」を見直すいい機会ではないか、とも感じる昨今だ。
サービス業 ディスプレイ 参議院選挙真っ只中、消費税問題が焦点。我々の業界は景気の動向に即反応する業種だけに先行き不安。
旅館 今月は、稼働率は大幅に低下し、単価面、売上共下がった。毎年6月は、低迷期であるが、業界として低迷し、当社も、昨年同月に比べて宿泊は20%減少している。瀬戸内国際芸術祭について業界は、期待しているが、周りの認知度が低く、予約にも反映されておらず、心配している。
情報 大きな変化は特に見られない。Iphone、iPad、Android等新しい通信端末を研究し始めているユーザーが多く、いずれソフト業界への要望も出てくるものと考えられる。
美容 資金繰り、融資面に対し日本政策金融公庫の生活衛生貸付制度で組合としてのメリットを利用させていただいているが収益状況はよくない。
建設業 総合建設 今年度の公共工事予算が対前年比大幅に減額となっている。前年度は同時期に景気対策のための前倒し発注があったが、今年度は非常に厳しい状況がつづいている。
運輸業 トラック 高速道路通行料金支払額は3月、4月と伸びた反動で5月分は対前月比で90.8%となった。6月28日から四国島内の一部区間で無料化の社会実験が行われるが、当組合員企業においては、殆ど利用しない区間である。例年6月は5月より荷動きが多いが、7月からの御中元時期の荷物増加が今年は特に期待されている。
     
 

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