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【前年同月比】         
           
 

平成25年1月の景況
……中小企業団体情報連絡員より…… 

特記事項
                   
好 転 やや好転 変わらず やや悪化 悪 化
                   
業 種
(中分類)
業 種
(大分類)
売上高 在 庫
数 量
販 売
価 格
取 引
条 件
収 益
状 況
資 金
繰 り
設 備
操業度
雇 用
人 員
業界の
景 況
食  料  品 製造業
繊 維・同製品 製造業
木 材・木製品 製造業
印     刷 製造業
窯業・土石製品 製造業
鉄 鋼 ・ 金 属 製造業
一 般 機 器 製造業
輸 送 用 機 器 製造業
そ   の  他 製造業
卸  売  業 非製造業
小  売  業 非製造業
商  店  街 非製造業
サ ー ビ ス 業 非製造業
建  設  業 非製造業
運  輸  業 非製造業
そ  の  他 非製造業
                     
                   
【特記事項】      
 (1月の景況から)      
       
集計上の
分類業種
具体的な業種 組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品 製粉製麺 新聞等で報道されているとおり、国際価格の高騰と、円安の影響により外国産小麦の輸入価格が4月の価格改定で上がるのは避けられないようである。
調理食品 出荷高は対前年同月比97.5%
豆腐 各量販店の売上が減少傾向にあることが、当業界においても影響している。また大豆相場の高止まり及び円安による仕入値の高騰が収益を圧迫している。
醤油 組合員の業況については昨年12月の売上が、計画を下回ったため在庫過剰となり、本年1月に在庫調整を行ったと推察される。当組合においても前年同期比(4月〜1月)95%程度と出荷数量の減少傾向が続いている。食品製造業は一般消費者の消費動向の減退の影響を受けているものと推測できる。
手延素麺 雇用人員の増加については定年を迎える者がいる為である。今年は寒い冬であるので、良い素麺が出来ていると思われる。
繊維・同製品 手袋 今期の厳冬により廉価商品が中心であるが、販売は好調を維持している。しかし政権交代後の急激な円高のため海外生産が中心である我々にとっては利益を圧迫する様相がでてきた。今後の為替の動向に注意したい。
木材・木製品 家具 積極的に取り組んできた共同受注事業で現在3件落札することができた。
製材 年末年始の休業が各々バラバラであり、概ね休業日が増加傾向となり、今ひとつ活況が見られず、木材の手当が多少上手くいかない状況である。
木材 住宅産業の不況が続いている。
印刷 印刷 組合員企業によりバラつきはあるもの共通していることは、先行きに明るさが見えてこない。顧客先より発注量、単価も厳しい要求が予想され、景気の回復を待っている状況。
窯業・土石製品 生コン 組合員の収益の悪化が、懸念される。地区外よりの販売等により下落傾向の市況、あるいは売上の減少など今後の対応策が課題としてある。
ブロック 前年比、前月比とも倍増であるが先行きは不透明である。
石材加工 1月に入り少し稼働してきた感じがある。ただし、業界内では関西エリアの動きが停滞気味なので、取引先エリアによっては、まだまだ動きが悪い。
鉄鋼・金属 鍍金 アベノミクスが製造業、ひいては当業界への追い風になるだろうとの大方の予想であるが、欧州、対中国情勢が巡り巡って影響を及ぼしかねず、安定した受注生産を外的要因に大きく左右されずに行いたいと思う。
一般機器 一般産業用機械・装置 建設用クレーンメーカの受注は昨年以来好調に推移し、生産は昨年同期に比べても高操業を維持している。北米や欧州での資源開発需要が引き続き順調に伸び、大型建設用クレーンを中心に生産量は増加した。また国内は震災復興の活発な動きに建設用クレーンの発注が増えてきている。中小機械加工部品製造は建設用クレーンの生産増の影響を受け、時間外を含め高稼働率で推移している。舶用関連企業は造船業の低迷のため厳しい経営環境にある。2013年下期以降は仕事量が70%に落ち込むことも予想される。海運、造船メーカからの値下げ要求もあり厳しい状況が続く。砕石プラント排水処理設備機械、管工事はここ数年仕事量、売上共に大幅に上昇していたが、昨年末から年初にかけて徐々にではあるが引き合いが出ており、生産に結びつきつつある。
輸送用機器 造船 円安が追い風となり景気回復すれば良いと思うが、造船業界においては現状が改善されるのはまだまだ先の事になりそう。
その他製造業 団扇 円安の影響により中国からのうちわ原材料の輸入コストが上昇し、組合員に悪影響を与えている。
漆器 円安の影響や中国の人件費の高騰等の要因で主要原材料である中国製の輸入漆が3月から10〜15%値上がりする模様である。今後政権のインフレ誘導政策により国内物価が上昇すれば販売価格の上昇にもつながるが、そうならなければ今まで以上に収益状況が悪化することになる。
綿寝具 1月の業況は、小売店の動きが非常に悪く売上が上がらなかった。政権交代で金融緩和や成長戦略などアベノミクスを推し進めているが、まだ効果が発揮されていない。昔からこの業界は1月と2月は売上が落ちるが、今年は特にひどい。
小売業 青果物 異常低温のため、入荷量減少、価格高騰となっている。
石油 最近の円安の影響で元売からの仕入れ価格は上昇しているが、競争激化から小売価格への反映が2〜3円程度に抑えられている状況があり、収益面は厳しい状況にある。最近の値上げからガソリン消費量が減少しているという声もあり、一度に値上げできないと考える事業者が多い。
電機 今年に入り家電製品にこれといったヒット商品はなく、総合的に売上は低下。太陽光発電を1セット販売した店は2〜3台と販売しているものの、1台も販売した経験のないお店は苦労している難しい商品です。また、昨今インターネット販売価格に悩まされています。我々の仕入値を大きく下回る価格で、若いユーザーはネット通販で価格を調べ、店より安ければ通販で購入するといった状況がどんどん進んでいる。
商店街 高松市 初売りが人出、売上ともに好調であった。株高、円安により景気への期待感はあるものの、消費者にとっては物価高、増税等の不安、生活防衛要素も払拭できず、今すぐに消費マインドが上向く感じではない。反面、価値提案等の動機付けがうまくできた商品、サービスには消費の反応が今までになく早い。
高松市 1月は寒い日が多かったせいか、通行量も少なく非常に厳しい状態が続いている。他の商店街では閉店する店舗もあるようで、非常に残念。政権が替わったからといっても景気が良くなることも無いのではと感じる。今年も一年厳しい状況が続きそう。
坂出市 街区内を2分する市の道路計画による立ち退きの折衝についての補償提示が始まりました。
丸亀市 高額品を中心とした物販は以前から販売不振が続いていたが、最近では毎日の生活に欠かせない食料品の店でも「売れない」という声を聞くようになった。郊外店が増加したのと、消費が予想以上に鈍っているのが原因だと考える。
サービス業 ディスプレイ 売上増加、業界の景況は好転しているが不明な点も多い。やはり年度末ということで忙しいようだが、販売価格は不変であり、収益状況の好転には結びついていないように思う。
旅館 1月の売上は対前年比で2%の増加であった。全体的に入込が少なく、動きがない。超繁忙シーズンのはずが、前年を少し上回る程度では、非常に厳しいものがある。政権交代で株価の上昇が先行し、四国に経済効果がいつくるのか不明である。一方で台湾との定期便が3月より開始されるが、当面は温泉、ゴルフなどで全体への波及効果はまだない。
情報 全体的に問い合わせが増えている。年度末も相まって操業度が上がってきている。
美容 少子化時代の影響で、美容学校入学者が全国的に減少してきているため、美容師の増加は低調になってきているが、オーバーストアが進行し、厚生労働省発表では全国で22万8,429軒、香川県においては2,347軒と異常な進行状態となっている。
建設業 総合建設 「地域防災力の向上と地域活性化」の観点から、公共工事に対する受け止め方に変化の兆しが大型補正予算と来年度予算案のなかでうかがえる。ただ、内容をみると老朽化したインフラの維持修繕のウエイトが高く、今後もその傾向が顕著となることが明白であり、市場にマッチした技術力を経営の中に取り入れていくことが求められる。
運輸業 タクシー 景気の低迷による営業収入、輸送人員の減少傾向に歯止めがかからず、依然として厳しい経営状況が続いている。
トラック 12月分の高速道路通行料金支払額の対前年同月比は104%と6ヶ月連続でプラスとなり好調に推移している。9ヶ月間合計の対前年比でも101.1%と前月から約0.4%上昇している。ただ、今年は長期の正月休みがあり、1月の支払額は減少する恐れがある。
     
 

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