前月へ   次月へ
【前年同月比】          
           
 

平成16年8月の景況
……中小企業団体情報連絡員より…… 

特記事項
                   
好 転 やや好転 変わらず やや悪化 悪 化
                   
業 種
(中分類)
業 種
(大分類)
売上高 在 庫
数 量
販 売
価 格
取 引
条 件
収 益
状 況
資 金
繰 り
設 備
操業度
雇 用
人 員
業界の
景 況
食  料  品 製造業
繊 維・同製品 製造業
木 材・木製品 製造業
紙・紙加工品 製造業
印     刷 製造業
化 学 製 品 製造業
窯業・土石製品 製造業
鉄 鋼 ・ 金 属 製造業
一 般 機 器 製造業
電 気 機 器 製造業
輸 送 用 機 器 製造業
そ   の  他 製造業
卸  売  業 非製造業
小  売  業 非製造業
商  店  街 非製造業
サ ー ビ ス 業 非製造業
建  設  業 非製造業
運  輸  業 非製造業
そ  の  他 非製造業
                     
                   
【特記事項】      
 (8月の景況から)      
       
集計上の
分類業種
具体的な業種 組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品 製粉製麺 昨年は冷夏・長雨の影響があったが、本年は酷暑により、夏物商品、特に「そうめん」の伸びは著しく各社出荷に追われた。しかし、残業・早出等により需要を賄ったために人件費は高くつき販売価格は変わらないので収益面への貢献度は不明である。
調理食品 売上高は対前年同月比93.1%であった。台風16号の被害状況は浸水による設備被害4社、原材料被害5社、被害なし3社であった。
醤油 平成16年8月期の組合員の業況は、安定的に推移しており、概ね前年並みの売上高が予想される。昨年来、持続的に高騰を続けたNon−GMO脱脂大豆も9月期以降は逆に下落傾向に転換している。9月期以降の売上高の増加に期待したい。
繊維・同製品 手袋 平成16年度の受注が前年より遅れたため生産も遅れ気味で、8月末時点で前年よりやや減少した。9月以降で改善される見込みである。
木材・木製品 木材 8月の業況は夏場としては好調であった。台風16号の影響:組合事務所は床上30cmで電気系統(コンセント、エアコン室外機他)、書類(引出の下段25cmくらい浸水)等の処分・復旧作業中。組合員の中には工場の機械が浸かり全滅状態、その上地上に置いてある木材が風に煽られ、小豆島沖まで流出し、海上保安部が出動するなど被害が大きいところもあった。
窯業・土石製品 生コン 9月より県発注工事(無筋コンクリート)に豊島溶融スラグ混入生コンが出荷される。
石材加工 台風16号の影響で工場の浸水、機械類・製品への被害があった組合員もいた。
石材 台風16号により石材業者13社が被害あり。金額ベースで約2,480万円である。
鉄鋼・金属 鋳物 鋳造業界においては、現在のところ非常に多忙である。受注量も100%以上あり、操業度は残業を行っても、まだ納期に間に合わずユーザーに迷惑を掛けている状況である。しかし、原材料の値上がりにより収益は思うように上がらない。また人手問題も求人をしてもなかなか就職してもらえない状況であり、困っている。
その他製造業 砕石 売上高は対前年同月比でマイナス10〜12%の状況であり、当業界は非常に厳しい経済環境が続いている。
綿寝具 原材料は値上がり状態であるが、製品に転嫁しにくく、収益が悪化しつつある。
卸売業 セメント 台風16号の被害4社(高松市、坂出市、丸亀市、観音寺市)であった。
小売業 石油 原油が高騰するばかりで、メーカーからは仕切価格が上がっても、消費者へは諸般の事情でなかなか転嫁できず、販売業者はメーカーと消費者の板挟みで苦慮している。台風16号の被害として冠水、POSシステム不能、軽量器水没、漏電、ガラス割れ等40件以上の被害報告があった。
商店街 高松市 台風16号の影響は、丸亀町商店街では一部北端の店2〜3軒に2〜3cmの出水があったのみで全体に被害はなかった。
高松市 台風16号の影響は片原町商店街では、飲食店では厨房機器が使用不能になり、物販店では商品が浸水し、商店街は多大な被害を受けた。今後の行政による資金の援助を期待する。
サービス業 旅館 台風16号の被害で組合事務所は31日午前中水道使用不能となった。また組合員12名に被害でた。西内町、西の丸町、寿町周辺のホテル、旅館は浸水し厨房機器、冷蔵庫、エレベーター等が使用不能となり、休業する組合員も出た。
建設業 水道工事 台風16号の影響で、水道局より待機業務、修繕業務(ポンプ等の破損)の依頼があった。
運輸業 タクシー 台風16号の被害状況:組合の調査で東讃・中讃・西讃地区については被害はなかったが、高松地区においては多くの車両に被害があった。運転中に高潮による突然の増水でタクシーが水没、車庫に保管中のタクシーが水没した結果、9月2日現在組合が把握している車両数は使用不能になったタクシーが22両、修理点検中のタクシーが数十両ある。
トラック 売上高(料金別納、回数券)は前年同月比88%と低レベルにある。ただし、前月比は105%と本年度の対前月比2ヶ月連続で増加した。
貨物 台風16号の影響は、全事業者調査を行っているが、9月6日現在、70社程から被害報告がある。被害に対する自治体、金融機関等の助成金等の情報を知りたい。
       
     

Copyright(C) Kagawa Federation of Small Business Associations.Arr rights reserved.