集計上の
分類業種 |
具体的な業種 |
組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点) |
食料品 |
製粉製麺 |
全ての物価があがっている。小麦は4月に5%、この10月には10%が予定されている。この10%は4月の価格がベースになっているので、厳密には今年1年で15.5%値上がりすることになる。一部量販店は、価格凍結宣言なんかしたけど、これって気持ちはわからんでもないけど、ちょっと納入業者がかわいそうな気がする。値上げの秋、いったいどうなのだろうか。 |
調理食品 |
出荷高は、前年同月比95.4%であった。 |
豆腐 |
暑すぎたのか、全体的に売上は低下している。 |
醤油 |
平成19年8月の業況は、全体的に供給減少傾向にあるものと推察される。当組合の出荷量においても8月単月は概ね8%減となっている。 |
手延素麺 |
小麦粉やその他の資材等の値上げにより来期が心配である。 |
繊維・同製品 |
手袋 |
今年度の最終受注量は昨冬の暖冬が影響して前年比90%弱と厳しいものとなっている。夏物のUVカット手袋の出足は寒く、先行きが心配されたが、7月、8月の記録的な猛暑で追い上げ、ほぼ前年並みの実績となった。 |
木材・木製品 |
製材 |
建築基準法の改正(建築着工前の確認申請の方法)により、住宅着工はかなり減少し、このままでは秋需は望み薄である。 |
木材 |
住宅着工数は減少し、業況は悪化している。 |
印刷 |
印刷 |
印刷用紙値上げ経営圧迫、価格転嫁進まず。業界の競争厳しく用紙値上げ分の価格転嫁は怖くて簡単にできない。用紙に加え、インクや版材なども原油高で値上がりしている。 |
窯業・土石製品 |
ブロック |
夏の猛暑の影響がガーデニング製品にも出て、低迷状態である。 |
鉄鋼・金属 |
鍍金 |
原油高はとりあえず一服している様子ではあるが、まだまだ油断できない状況である。生産量は休みの関係でそれほど上がっていない。 |
一般機器 |
一般産業用機械・装置 |
高い操業が続いており、設備の老朽、人手不足が問題になっている。また、更なる資材関係の値上がりもあり、価格折衝が大変で、一部では収益が悪化することも考えられる。 |
その他製造業 |
団扇 |
受注本数、受注金額ともにやや減少した。うちわ業界全体としても減少傾向であったと感じられる。 |
漆器 |
例年8月は閑散期で売上は減少するが、今年は特に売上の減少が見られて、収益も悪化した。 |
商店街 |
高松市 |
8月の猛暑で商店街も人出が少なく、飲食店の盛り上がりもなく、昨年に比べて軒並み落ち込んでいる。高松市の夏祭りも年々寂しく感じる。近隣商店街も土日はドーム下で色々とイベントを行っているようだが、暑い季節なので人出も少なく盛り上がりに欠けているようである。大型店の冷房が効いたところで買い物を楽しんだ人が多かったのではないだろうか。当商店街においては、夏祭りの踊りの部門で2年連続グランプリに輝いたことは喜ばしいことである。 |
サービス業 |
旅館 |
今年は渇水の影響は少なく、新潟県中越沖地震の影響で四国方面の観光客が増えたため、旅館は好景気となった。 |
情報 |
個別企業の棲み分けが定着している模様で、大きな変化はなかった。 |
運輸業 |
トラック |
道路特定財源の一般財源化問題で、高速道路株式会社での社会実験が全国規模で実施されている。しかし、通行料金そのものを値下げする気配はなく、いずれも時間帯、区間、距離、車種限定などの小さな割引ばかりで、ドーンと一発「90%一斉割引」とならないだろうか。 |
貨物 |
公共工事の削減で、ダンプ事業者の経営は大変厳しい。適正な料金制度が重要であると思う。 |