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【前年同月比】          
           
 

平成19年7月の景況
……中小企業団体情報連絡員より…… 

特記事項
                   
好 転 やや好転 変わらず やや悪化 悪 化
                   
業 種
(中分類)
業 種
(大分類)
売上高 在 庫
数 量
販 売
価 格
取 引
条 件
収 益
状 況
資 金
繰 り
設 備
操業度
雇 用
人 員
業界の
景 況
食  料  品 製造業
繊 維・同製品 製造業
木 材・木製品 製造業
紙・紙加工品 製造業
印     刷 製造業
化 学 製 品 製造業
窯業・土石製品 製造業
鉄 鋼 ・ 金 属 製造業
一 般 機 器 製造業
電 気 機 器 製造業
輸 送 用 機 器 製造業
そ   の  他 製造業
卸  売  業 非製造業
小  売  業 非製造業
商  店  街 非製造業
サ ー ビ ス 業 非製造業
建  設  業 非製造業
運  輸  業 非製造業
そ  の  他 非製造業
                     
                   
【特記事項】      
 (7月の景況から)      
       
集計上の
分類業種
具体的な業種 組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品 製粉製麺 小麦粉の売上げは増加に転じた。しかし、これは原料小麦の値上げに伴うものであって、販売そのものが好調なためではない。それどころか、原料の値上げ分をそのまま100%価格転嫁できた訳ではないので、実情は逆に厳しくなっている。更には、燃料費の更なる値上げ、包装資材の値上げ、どこを向いても値上げばかりで、上がらないのは、製品価格ぐらいのものである。10月には今年2度目の小麦の値上げがあるが、どうなるか予断を許さない。
調理食品 出荷高は、前年同月比88.7%であった。製品の一部を値上げしたにもかかわらず、原材料価格の高騰と売上減により収益状況は悪化している。
醤油 平成19年7月単月の組合員の業況は前年同月比に対して微増の状態にあるものと思われる。すなわち、御中元向け製品の売上増が主な要因と考えられる。当組合も7月単月は前年同月比微増傾向にある。
繊維・同製品 手袋 夏物のUVカット手袋はここにきて前年並みの売上となった。今年の受注も終わったが、昨年の暖冬の影響で前年比10%強の減少となった。
木材・木製品 製材 参議院議員選挙があり経済活動も何か活況不足であった。また、与党の惨敗で先行き不安である。
木材 新設住宅(特に木造軸型)が減少している。公共工事の減少等による土木工事店の廃業・倒産等、木材需要はまだ減少している。
印刷 印刷 印刷用紙値上げの影響が深刻で、昨年から数え3度目の値上げがあった。価格転嫁の話を得意先に持ちかけたいが、転嫁は難しい情勢である。
窯業・土石製品 石材加工 本来忙しい時期であるが、本年はどこも活気がない。
鉄鋼・金属 鍍金 8月より原油が史上最高値となり、原材料費のコストが上がっている。そのため運送効率、燃料使用時間帯の制限等、各社工夫をしているところもある。
一般機器 一般産業用機械・装置 全体的に高い操業を続けており設備投資も旺盛で、一部では選別受注が行われているように思われる。
その他製造業 団扇 業界内での格差が大きくついたと感じられる。受注状況も、始まりが遅くて終わりが早い、つまり工期が短くなってきている。
漆器 売上については個人消費は伸びないが、営業用の特注品が一部活発で、全体としては不変である。販売価格は値上がり傾向のものが一部の商品で見られる。
綿寝具 原材料の価格上昇により状況は悪化傾向である。現時期が、当組合において不売期にあたり、原材料コストの増加分を販売価格に転嫁しづらい状況であるが、徐々に改善されつつある。7月度の綿原料(特にポリエステル繊維)の再度の値上げが発表され、各社とも値上がり前の原料確保や落綿等の品薄感から在庫数量は増加傾向にある。
商店街 高松市 今月の商店街もため息しか聞こえてこない。夏のお中元商戦も年々縮小されていくようである。がんばる店あきらめ店と益々開きがでている。不況下どのように商店街で生き残って行けるか頭を悩ませて表情がさえない。近隣商店街ではマンションに建ち変わるところがあるとの情報があり、高松のシンボルのような老舗がまた消えていくようである。
坂出市 商店街内のインフラ整備(下水、水道、ガス等)の老朽化によるやり直しが、アーケードの修理、改修に伴う必須事項として課題となっている。
サービス業 旅館 台風の影響でスポーツ大会の中止等があったが、高松駅周辺ではJRの全面ストップで増客であった。全体的には減少してる。
運輸業 トラック 微増していたトラックの高速道路の利用率(通行料金ベースの対前年同月比)が13ヶ月ぶりで1ポイント減少した。6〜7月にかけて軽油の値上がりが続く中、8月1日にNY原油が最高値をつけた。1年ぶりの高値更新、運輸業にとってはきわめて厳しい。また同時に、石油関連商品への価格転嫁が危惧される。
       
     

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