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【前年同月比】          
           
 

平成20年6月の景況
……中小企業団体情報連絡員より…… 

特記事項
                   
好 転 やや好転 変わらず やや悪化 悪 化
                   
業 種
(中分類)
業 種
(大分類)
売上高 在 庫
数 量
販 売
価 格
取 引
条 件
収 益
状 況
資 金
繰 り
設 備
操業度
雇 用
人 員
業界の
景 況
食  料  品 製造業
繊 維・同製品 製造業
木 材・木製品 製造業
紙・紙加工品 製造業
印     刷 製造業
化 学 製 品 製造業
窯業・土石製品 製造業
鉄 鋼 ・ 金 属 製造業
一 般 機 器 製造業
電 気 機 器 製造業
輸 送 用 機 器 製造業
そ   の  他 製造業
卸  売  業 非製造業
小  売  業 非製造業
商  店  街 非製造業
サ ー ビ ス 業 非製造業
建  設  業 非製造業
運  輸  業 非製造業
そ  の  他 非製造業
                     
                   
【特記事項】      
 (6月の景況から)      
       
集計上の
分類業種
具体的な業種 組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品 製粉製麺 毎月値上げがあるので、既に慣れてしまった感もあるが、今月は一際、値上げ品目が多い。小麦粉、加工製品共に価格は上がったが、販売量は減少している。量販店もNB商品が減り、PB商品が販売を伸ばしているのは、やはり価格に対する抵抗があるのだろう。小麦価格については、輸入麦が昨年初めから現在まで50%近く上がり、国産麦との価格差が開いてきた。これを受けて来年度の国産価格の入札は、今年の価格の130%が基準価格となった。なぜ30%なのか、その根拠はよく分からないが、とりあえず、外麦と足並みを揃えるということなのだろう。
調理食品 出荷高は、前年同月比101.3%であった。
豆腐 3月に価格の値上げはできたが、販売数量が大幅に減。売上高減少で原材料等のアップ分を吸収できず、また低価格の県外商品の流入も続いている。
醤油 平成20年4月以降、醤油価格の値上げ(10〜15%程度)を実施した組合員が多数である。醤油は、生活必需品の故に、消費者需要は旺盛な状況である。また、6月は御中元向けの出荷が増加している状況であるので、当組合においても平成20年4月〜6月(第1四半期)の出荷状況は107%程度で前年同期比で増加している。これは、7月1日以降の生揚げ価格値上げによる「駆け込み需要」と推測している。
繊維・同製品 手袋 平成20年度の受注は、一部量販店を除き、ほぼ完了した。内容として冬物手袋は、昨年の流通在庫の減少により、前年比で100〜110%とやや上昇した。春夏用UVカット手袋は、前年に続き好調な納入実績となり、今後の市場の販売に期待している。
木材・木製品 家具 材料費は、依然高止まりであり、売上高は減少、利益が少なくなってきており、資金繰りも連鎖しており、非常に困った状況を呈している。
木材 住宅着工数の減少。物価上昇による原木高なのに製品は値上げできず、業況は悪化している。
印刷 印刷 仕事量の減少、印刷価格の低下、印刷用紙を中心とする諸資材の高騰が経営を大きく圧迫し、厳しい状況に直面している。
窯業・土石製品 生コン 原油高に伴う諸資材の高騰が収益を圧迫、また景況悪化に伴う不良債権の発生が懸念される。
ブロック 原材料のうち顔料が8月より1割アップとの通達を受け、燃料の高騰と合わせ先行き不透明の感あり。
石材加工 厳しい状況は、悪化の一途。従業員を多数抱える事業所の雇用調整は、ますます深刻化している。
石材 仕入れ価格が高騰しており、販売価格も上げざるを得なくなり、業界も冷え込んでいる。
鉄鋼・金属 鍍金 7月1日よりガソリンの値段が上がり、また石油を原料とする材料仕入高も高騰して、価格転嫁できず、各社とも苦悩している状況である。
一般機器 一般産業用機械・装置 材料費のアップに伴い、販売価格が上昇した。
その他製造業 団扇 受注の遅れからか、この期に来ても、まだ本格的な状況ではない。
漆器 5月の展示会効果もあまりなく、ほとんどの業社で売上の低下が見られた。漆や原油、木材等原材料の高騰もあり、将来を不安がる組合員が多い。
綿寝具 寝具類の不売期とはいえ、前年以上に売上は減少している。原料高により、収益は圧迫されているが、徐々に価格転嫁されつつある状況である。
卸売業 セメント 構造不況による業界全体の低迷により、厳しい状況が続いている。メーカーから石炭高騰によるセメントの値上げ要望にも6月より対応し、各組合員に値上げ協力を頂いている。
小売業 各種商品 空き店舗対策で商店街の中にチャレンジショップをオープンして約1ヶ月が経ち、飲食コーナーは好評であるが、衣類他生活用品はもう一歩というところである。
青果物 6月の売上高は、対前年同月比105.1%であった。
農機具 農機メーカー各社とも5〜8%の小売価格アップ。当組合の主仕入れ先も7月1日より小売価格6%アップし、それに伴い、仕入れ価格もアップする。
商店街 高松市 今月、片原町西部商店街に雑貨店、2階にカフェ食堂がオープンした。厳しい状況にあっても頑張っている人がいると思うと、商店街も何かアイデアを出し、取り組んでいかなければならないと思う。ガソリンの値上げにより、駐車場経営も利用客の激減に遭い、困難を極めている。また、7月には綾川町のイオンオープンが迫っている。商店街はどのような影響を受けるのか。
坂出市 中心部の宅地造成工事中に伴い、大型作業車が通行するため、商況は良くない。
丸亀市 消費者に、「必要な物以外は買わない。」という倹約思考が蔓延している。これに商店主の「あきらめムード」も加わり、打つ手がないというのが正直な実感。
サービス業 情報 社会全般の景況が先行き不透明になりつつあり、その分、IT分野への取組み姿勢に変化が出てきている。IT分野も様々あるので、一概にはいえないが、今後厳しい方向にシフトする可能性が大きい。
建設業 建築 建設資材(鋼材・石油関連製品)等について、異常とも思える高騰が続いている。
総合建設 原油高に伴う建設資材の高騰が経営を圧迫している。
運輸業 トラック 軽油価格の高騰を経費削減で対応するのにも限界にきているが、簡単には運賃に転嫁できるという業界でもなく、各社が苦しい経営を強いられている。来月には、更なる軽油価格の上昇が予定されており、各種高速道路料金の引き下げ、燃料サーチャージ制の導入・促進・支援等政府が発表した原油等価格高騰に関する緊急対策の実行が待たれる。
貨物 原油価格高騰により、燃料価格、タイヤ価格等のアップに加え、トラック本体価格の値上げも言われており、大変厳しい経営状況にある。
その他非製造業 不動産 今年の路線価が発表され、香川県の下落幅は全国最大となり、組合員(宅建業者)の不安材料となっている。
       
     

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