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【前年同月比】          
           
 

平成21年6月の景況
……中小企業団体情報連絡員より…… 

特記事項
                   
好 転 やや好転 変わらず やや悪化 悪 化
                   
業 種
(中分類)
業 種
(大分類)
売上高 在 庫
数 量
販 売
価 格
取 引
条 件
収 益
状 況
資 金
繰 り
設 備
操業度
雇 用
人 員
業界の
景 況
食  料  品 製造業
繊 維・同製品 製造業
木 材・木製品 製造業
紙・紙加工品 製造業
印     刷 製造業
化 学 製 品 製造業
窯業・土石製品 製造業
鉄 鋼 ・ 金 属 製造業
一 般 機 器 製造業
電 気 機 器 製造業
輸 送 用 機 器 製造業
そ   の  他 製造業
卸  売  業 非製造業
小  売  業 非製造業
商  店  街 非製造業
サ ー ビ ス 業 非製造業
建  設  業 非製造業
運  輸  業 非製造業
そ  の  他 非製造業
                     
                   
【特記事項】      
 (6月の景況から)      
       
集計上の
分類業種
具体的な業種 組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品 製粉製麺 小麦の売却制度は、SBS方式(自由化)に決まりかけていたが、最後になって回避されそうな雰囲気である。現在、日本の小麦輸入国はアメリカ、カナダ、オーストラリアだが、先般ロシアも輸出の用意ありとの新聞報道があった。しかし、ロシアはついこの間、小麦相場が急騰したときは、小麦を禁輸品目にした経緯がある。こういうのを経験していると、なかなか「はい、そうですか」とは言いづらい。
調理食品 出荷高は前年同月比88.9%であった。
醤油 平成21年度第1四半期(4月〜6月)における組合員の業況は、経済不況の影響により全般的に低迷・下落している。前年同期比においても出荷数量は、90%程度で推移しており、醤油業界において約1割の下落は相当大きい。状況回復の見通しは、相当困難と推測される。
繊維・同製品 手袋 平成21年度の手袋全般の予約(受注)は、前年比で90%弱と前年度の流通在庫増により減少した。また春夏用のUVカット手袋は、5月、6月が予想外の低温で前年販売実績には届いていない。7月、8月の猛暑を期待している。
縫製 加工賃が下げられている。
木材・木製品 家具 8月26日、27日に漆器組合と共同で中四国家具合同展(広島県)に販路拡大を求め、出展する。ここには中国・四国の業者が一堂に会するのでビックな商談ができる可能性を秘めている。
製材 見積依頼件数が増え、数ヶ月後には好転する可能性もあるが、取引価格の引き下げ等の不安要因もある。
木材 住宅着工に歯止めが掛からず、需要の悪化が進む一方である。このままでは忍耐にも限界がある。
印刷 印刷 あまりにも先行き不透明で、厳しく、読めない状況で、価格競争は依然続いている。紙面を賑わせているのは、ハイブリッドカー、差別化・付加価値があれば需要があるということか。
窯業・土石製品 生コン 前月に引き続き、売上は平年と比較して大幅な減少となっている。今後の対応が課題である。
石材加工 6月に開催した展示会では、期待以上に来場者も多く、好評のうちに終了した。内容としては、やはり安価商品に注目が集まっている感じはあったが、受注状況は悪くなかったようである。
鉄鋼・金属 鍍金 景気の大後退で受注も減少し、ガソリン価格も上昇している状況である。各社、受注の確保と運送効率を工夫しているところで製造業は我慢の刻である。
その他製造業 団扇 この時期にきても注文状況の著しい増加は、業界全体で見られない。
漆器 一部の業種に景気回復の兆しが見られるとのことだが、当業界ではまだまだ厳しい状況が続いている。例年7月、8月は売上の落ちる閑散期にあたり、売上確保の対策に頭が痛い。
小売業 青果物 売上にあまり変化はない。
石油 相変わらず採算度外視の商売が続いているが、そろそろ考える時期が来ているのではないか。
商店街 高松市 6月もよくない。どの商店も来店客が減少し芳しくない。兵庫町商店街では、まだ2年足らずのスパッゲテイ店が閉店し、大変な厳しさを感じる。
坂出市 物販には全く明るさが見えない。
丸亀市 TMOが主催する夏祭りの花火大会の協賛金を事務局で集金しているが、零細商店はもちろん大手の店でも協賛を断る事態になっている。消費不況は、とにかく深刻だといえる。商店主たちが先日立ち話しをしていたが、「商店街は毎日が正月のように静かだ」と、自嘲気味に話していて、「あきらめムード」が漂っている。
サービス業 旅館 6月は、築10年未満のホテルの稼働率は上昇、築20年前後のホテルは減少と、大きく格差ができた観がある。しかも、今や恒久化しつつある出張のビジネスマンの日帰り化など、客の減少と、大手チェーンホテルの進出による客室数の供給過剰の連鎖で、低単価化が顕著である。また、5月は総会シーズンで、宴会などは稼動は平年並みであった。新型インフルエンザの関係で観光対象の旅館の宿泊は、低調であった。
情報 個人で営業している技術者、デザイナー、プランナー等が厳しい影響を受けている。
運輸業 トラック 荷動きについては、若干上向いてきた事業者と相変わらず回復できていない事業者が混在しており、全体としてまだ回復基調にあるとは言えない状況である。運送における阻害要因として、土日祝日は軽・普通車が1,000円で走れるため、特積事業者等全国ネットの貨物車の定時制が
貨物 前年同月と比較すれば、輸送費等は減少・悪化であるが、景気の底打ち感が出ているように製造業関連の荷物も動き出しており、前月と比較すれば、増加・好転しているようである。
       
     

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