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【前年同月比】          
           
 

平成22年1月の景況
……中小企業団体情報連絡員より…… 

特記事項
                   
好 転 やや好転 変わらず やや悪化 悪 化
                   
業 種
(中分類)
業 種
(大分類)
売上高 在 庫
数 量
販 売
価 格
取 引
条 件
収 益
状 況
資 金
繰 り
設 備
操業度
雇 用
人 員
業界の
景 況
食  料  品 製造業
繊 維・同製品 製造業
木 材・木製品 製造業
紙・紙加工品 製造業
印     刷 製造業
化 学 製 品 製造業
窯業・土石製品 製造業
鉄 鋼 ・ 金 属 製造業
一 般 機 器 製造業
電 気 機 器 製造業
輸 送 用 機 器 製造業
そ   の  他 製造業
卸  売  業 非製造業
小  売  業 非製造業
商  店  街 非製造業
サ ー ビ ス 業 非製造業
建  設  業 非製造業
運  輸  業 非製造業
そ  の  他 非製造業
                     
                   
【特記事項】      
 (1月の景況から)      
       
集計上の
分類業種
具体的な業種 組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品 製粉製麺 1月は売上げの落ち込みが気になったが、これは月末が連休だったせいか、それとも景気のせいか?最近、百貨店閉鎖のニュースをよく耳にする。我々が身近なうどんやそうめんを見るといかに百貨店での販売価格が高額であるかが分かる。もちろん百貨店は信用を看板に販売しているのでその分、割高になることは仕方ないけれど、その割高な看板代金が市場には受け入れられなくなっているのだろうか。
調理食品 出荷高は前年同月比91.7%であった。
豆腐 ディスカウントストアーの開店で、周辺の店の売上が少し落ちている。また、消費者の低価格商品へのシフトもあり、全体的に売上高の減少が続いている。
醤油 構造的不況と言われる現在の日本経済情勢の中で、醤油業界も価格維持が難しい状況にあり、低価格商品が優先される傾向にある。消費動向の低下により、1月末(平成21年4月〜平成22年1月)の当組合の生揚出荷数量は前年同月比97%の状況にあり、2月、3月の出荷も低迷することが予想される。本年度3月末決算は収益の悪化がほぼ確定的であろう。
手延素麺 2月より今年度製造品(新麺)を売っていくが、小麦粉値下げにより売価を下げていく。
繊維・同製品 手袋 年末年始の寒波により店頭での販売はやや好転したが、相変わらず低価格商品が中心で、革手袋等高額商品の販売は依然厳しい状況が続いている。ゴルフ手袋についても不況の影響で厳しい状態である。販売不振が続いているが、今期で2年連続となり、次年度の販売次第では廃業等
縫製 生産量はやや上向きだが、加工賃の値下げにより、経営が苦しい状況である。
木材・木製品 家具 木工製品の材料は原木を購入し、それを2〜3年間乾燥させてから使用する。仕入値は高いところで仕入れており、現在のようなデフレスパイラル傾向にある場合は、売上価格を下げなければ売れない。当然、売上高は減少、販売価格も下げなければならないので、収益幅は縮小傾向にある。
製材 地元の大工・工務店の受注は最悪に思える。好転するような状況は見られない。
木材 政府政策の不安定、木材需要の減少、住宅着工戸数の減少が続き、忍耐を強いられている。
印刷 印刷 官公庁の入札はさらに安値へ、価格だけの世界へ。政権交代により経済の低迷が一層深まるように思える。
窯業・土石製品 生コン 工事量の減少に伴う不良債権の発生及び同業者間の競争による市況の下落が懸念される。
石材加工 安価な製品に受注がシフトしてきているため、利益を確保できなくなっている。
鉄鋼・金属 鍍金 先月に引き続き、各社受注の確保に努めて、中小企業緊急雇用安定助成金を受給し、ものづくり人材育成確保事業に係る講習会を受けて頑張っているところである。
一般機器 一般産業用機械・装置 悪い中にも下げ止まり感が出てきたように思える。また、為替等の問題はあるが、一部には海外向け製品に少し明るさが見えるようになってきた。
その他製造業 団扇 前期に比べて見積依頼件数が少し減っていると思われる。
漆器 売上は低水準で推移している。1月は閑散期で売上が少ないため、資金繰りも厳しくなっている。2月も同様と考えられ、各社とも売上増の対策に苦慮している。
卸売業 セメント 新築物件の減少、公共工事の減少に伴い、業況の悪化が止まらない状況である。
小売業 各種商品 今年に入って特に消費が落ち込んでいるような気がする。
石油 当組合は香川県と災害時における石油燃料の供給等に関する協定を締結し、1月22日に県庁本館において、協定書交換式を実施した。
商店街 高松市 1月も昨年度末に続き全体に落ちている。三越の初売りで福袋だけが売れ、他の商品への波及効果が薄かったようだ。商店街においても初売りで売れたところはほとんどなかったのではないか?日経ビジネス1月18日号に高松商店街の現状を写真と共に掲載されていた。丸亀町商店街の再開発のビジョンも語られていた。全国的にも注目されている商店街である。商店街に住む人口を増やす計画を進めているは本当に良い事だと思う。
坂出市 お客様の生活防衛意識の強さをひしひしと感じる。
丸亀市 とにかく悪い。どうにもならない程に悪い。商店街に限らず「安売りスーパー」でも、客数が減ったと言っている。
サービス業 ディスプレイ ディスプレイ業界は、商業文化施設、イベント、サイン、広告等で不況時には経費節約の一番手に挙げられる業界である。組合員の売上もパイが段々と小さくなり、それに伴い過当競争で販売価格や収益が思うようにならならのが現状である。政府も中小企業に対する景気対策を最重点としてもらいたい。毎年1月は新規受注が少ない月である。
旅館 現在、ある一つのホテルが、全企業向けにダンピングを開始した。ロイヤルパークアネックスで、全ての高松市内企業の支店営業所に対し、3,500円という価格の提示をしている。元々、飲酒運転撲滅とのことで、夕方5時を回ると3,000円で宿泊可で動いていたが、チサンホテルに吸収される前のダンピングかと思われるが、全てのホテルに悪影響を及ぼしている。このような価格競争になると、下げても、収益がない、最悪の状況である。しかし、止める手立ては当面見当たらない。今後が非常に心配な状況である。
情報 年度末に向けて若干の引き合い増が見受けられるが、状況を変えるようなレベルではない。低調な状態が続いている。
美容 組合員から運転資金の融資の申込みが多くなった。資金繰りが悪化しているように思える。
運輸業 トラック 高速道路の利用料金額では、年末の12月分が11月に比べて14.4%増加しているので、各組合員の荷動きもそれに準じて増加したものと予想される。しかし、前年の水準には回復していない模様である。
貨物 昨年比で輸送量がやや増加傾向にあり、景況感もやや好転と考えられるが、運賃水準は低位のままである。
       
     

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