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【前年同月比】          
           
 

平成22年11月の景況
……中小企業団体情報連絡員より…… 

特記事項
                   
好 転 やや好転 変わらず やや悪化 悪 化
                   
業 種
(中分類)
業 種
(大分類)
売上高 在 庫
数 量
販 売
価 格
取 引
条 件
収 益
状 況
資 金
繰 り
設 備
操業度
雇 用
人 員
業界の
景 況
食  料  品 製造業
繊 維・同製品 製造業
木 材・木製品 製造業
紙・紙加工品 製造業
印     刷 製造業
化 学 製 品 製造業
窯業・土石製品 製造業
鉄 鋼 ・ 金 属 製造業
一 般 機 器 製造業
電 気 機 器 製造業
輸 送 用 機 器 製造業
そ   の  他 製造業
卸  売  業 非製造業
小  売  業 非製造業
商  店  街 非製造業
サ ー ビ ス 業 非製造業
建  設  業 非製造業
運  輸  業 非製造業
そ  の  他 非製造業
                     
                   
【特記事項】      
 (11月の景況から)      
       
集計上の
分類業種
具体的な業種 組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品 製粉製麺 1月から麺用小麦粉が25kg(1袋)当たり10円の値下げとなるが、販売価格への影響は少ないと思われる。
調理食品 出荷高は前年同月比93%
醤油 組合員の業況については、お歳暮商品の売上げが不調であるのではないかと思われる。毎年11月は生揚の出荷量は平年並みを維持していたが本年度は減少した。当組合の4月〜11月の前年同月比出荷数量は96%で推移している。売上は減少しているが製造コストも低減している状況であるので、利益は前年同月比で微増の状況にあると思われる。
手延素麺 来年春の小麦粉価格が懸念される。
繊維・同製品 手袋 中国からの商品の納期遅れがいまだ改善されず、本格シーズンであるが暗い影響を与えている。
木材・木製品 家具 組合員の現状は従来だと2〜3ヶ月程度の仕事量があったが、いまでは1ヶ月以内であるとのこと。今までお金を持っているお年寄りが購入してくれていたが、老後のことを考えて貯蓄に回していると思われる。若年層は重厚な製品をあまり好んでいないし極めて厳しい状況にあると思われる。今、組合での共同受注事業について試行錯誤している状況である。
製材 先月の状況から変わらず、地場の中小工務店には厳しい状況が続きそうであると予想される。
木材 需要の減少がまだ続いている。業況は改善の見込みが望めず、活気がない。
印刷 印刷 厳しい環境下で凌いでる状況。売上面は良化の気配が見えず経費面での一段の見直しを検討している。
窯業・土石製品 ブロック 今年最後の月となってしまったが来年に期待してもよいのであろうか。
石材加工 近年落ち着いていた組合員の脱退が本年度は増加傾向である。後継者を持たない事業所や資金繰りの先が見えない組合員が早めの事業所閉鎖を行っている様子である。
一般機器 一般産業用機械・装置 受注増加の気配はあるが、円高等の影響も顕著に現れ、なかなか上ぶれしにくい環境である。一般機械についても引き合いがきているが、受注の増加は期待薄。鉄骨は公共工事の動きがなく尻すぼみ。中小零細企業は依然として受注環境、雇用環境共に厳しい。造船については引き続き高稼働率であるが、今後の採算、とくに2年程度の将来については要注意。
その他製造業 団扇 来期に向けての明るい材料を模索中である。
漆器 10月までは低水準ながら前年比では持ち直しの傾向であった。11月に入り本来であれば年末を控え店頭在庫用などの需要が発生する月であるが、今年は当座の売り越し需要のみで売上が伸びていない。
綿寝具 尖閣問題以降、レアアースの輸入問題ばかりが騒がれていたが、繊維業界も中国製の布団カバーなど綿製品の輸入も滞って支障がでている。また綿花の先物は来年度分も中国が買い占めて品薄状態。これは中国の投資ゲームの影響でバブル状態が続いているが、いい加減に各業界も脱中国路線を早急に行ってほしい。
小売業 石油 ガソリンマージン減などの影響で、ガソリン主体の多くの小規模販売店では経営悪化の状態に陥っている。厳しい競争のなか様々な販売努力、コスト削減など真剣に経営改善を図らなければ生き残れない厳しい時代が訪れている。
電機 エコポント効果で売上が伸びた。特にテレビの売上台数が11月度だけで6,000万台と異常ともいえる伸びを記録、エアコンも好調であるが入荷状況が悪く、顧客に納入できない現状である。特にテレビの場合入荷予定が来年2月末という状況であり、顧客に売るのを控えている販売店もある。今は好調であるが、来年度はテレビに変わる商品を考えていかなければ電器店も明日はないものと思います。
商店街 高松市 売上の低迷は相変わらずです。商店街の再開発による効果を期待しているがアーケード改築中のため街が落ち着いていない。
高松市 11月も厳しい月になった。商店街の通行量が少なくどの業種も売上が減少した模様。そんな中、当商店街の長い間空き店舗であった場所に若者がメンズショップをオープンしことは非常に喜ばしい出来事だった。反対に老舗の小売店が閉店を決意された事も耳にした。
丸亀市 「右肩下がり」の状況は、まったく変わらない。お客さんが街に来ないのと、寒くなっているのと、店主の高齢化で店の開店時間が遅くなっていて、閉店に至っては午後5時近くになるとシャッターを降ろす店が増えだした。最近、大学のゼミや企業などで「商店街の活性化」をテーマにした動きがあるようで、たびたび対応に追われている。「日本の地方の商店街が活性化できれば、日本社会の大部分の問題は解決できると思う」と返答している。個人的には、他業種の人と会話ができて勉強になっている。店で商売しているより充実している。
観音寺市 12月3日大型食品スーパーの観音寺店が本大町にがオープンした。
サービス業 ディスプレイ 来年の新卒者の内定状況を見ても、企業、特に中小零細企業がどれだけ苦しいのかがわかる。雇用創出のために政府に今一度積極的な経済政策を望む。
旅館 今月の稼働率は昨年に比較し20%程度減少した。瀬戸内国際芸術祭の影響も10%あり、また先月は駆け込みで観光客の入込が多かったと推定される。低単価は歯止めがかからず、進んでいる。今回の瀬戸内国際芸術祭終了後の「祭りの後」といった感が強い。12月も動きが悪く、忘年会も縮小しており、低単価化がさらに進んでおり、3〜4,000円の飲み放題はできないかとの問合せもある。残念なことに12月に組合員1軒が廃業、1軒が脱退と今年で3軒の減少となったが1軒が加入を予定している。
情報 大きな状況変化はない。一部であるが、イントラ関連のPDA(携帯情報端末)がらみの新しい規格での注文が増えている。
建設業 建築 公共工事に対する依存度の高い地元建設業者の状況は、公共事業費の削減等により、以前より厳しい状況が続いている。
運輸業 トラック 10月分の高速道路通行料金支払額も対前年比を上回っているが、その比率は4月からの7ヶ月中最低の103.9%であった。ちなみに7ヶ月間の月当たり平均は109.7%である。10月の対前年比が下がったのは記録的な猛暑による野菜等農産品の減少及びマイカー補助金が9月に切れた影響があったのではないかと思われる。
貨物 繁忙期が少し遅れている感じである。トラック用タイヤが来年3月より7%値上げされる。
     
 

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