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【前年同月比】          
           
 

平成22年9月の景況
……中小企業団体情報連絡員より…… 

特記事項
                   
好 転 やや好転 変わらず やや悪化 悪 化
                   
業 種
(中分類)
業 種
(大分類)
売上高 在 庫
数 量
販 売
価 格
取 引
条 件
収 益
状 況
資 金
繰 り
設 備
操業度
雇 用
人 員
業界の
景 況
食  料  品 製造業
繊 維・同製品 製造業
木 材・木製品 製造業
紙・紙加工品 製造業
印     刷 製造業
化 学 製 品 製造業
窯業・土石製品 製造業
鉄 鋼 ・ 金 属 製造業
一 般 機 器 製造業
電 気 機 器 製造業
輸 送 用 機 器 製造業
そ   の  他 製造業
卸  売  業 非製造業
小  売  業 非製造業
商  店  街 非製造業
サ ー ビ ス 業 非製造業
建  設  業 非製造業
運  輸  業 非製造業
そ  の  他 非製造業
                     
                   
【特記事項】      
 (9月の景況から)      
       
集計上の
分類業種
具体的な業種 組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品 製粉製麺 6月までは天候不順により売行不振であったが7月下旬からの猛暑により、乾麺、・半生麺とも売行きが伸びたようである。
調理食品 出荷量は前年同月比92.9%
醤油 上半期(4月〜9月)が終わり、組合員からの売上増加の声は聞かれない。当組合の上半期の出荷量も前年同期比95.7%と前月よりも下落傾向にある。香川の経済概況報告でも個人消費の動きが弱く、景気は厳しい状況にある。醤油業界も同様の状況にあると判断できる。
繊維・同製品 手袋 夏用UV手袋は9月末を過ぎても少量ではあるが、追加注文を受けている組合員企業もある。防寒用手袋は製造が最盛期であるが昨年の販売不振の影響等もあり、先行きが不透明で苦慮している。
木材・木製品 家具 前月とあまり変化は見られない。ゼロ金利で景気が回復しても、大幅な売上げが見込めないだろう。
製材 地場の大工・工務店の事業の景気回復に期待すれども何の好転する気運もみられず一段と悪化の傾向に向かっているのではと思える。
木材 10月1日施行の公共建築物木材利用促進法により低層の公共建築は基本的に木造での施工になったことで木材の需要拡大に繋がるのではと期待している。
印刷 印刷 紙の価格が東京・大阪などの都市部にて下落しているが、地方にまでは波及していない状況。印刷業界は利益創出が難しい業界とメディアで言われており、また企業数も減少の一途をたどっているが打開策は見えない。
窯業・土石製品 生コン 売上の減少に伴う収益の悪化が懸念される。
ブロック 前年同期に比べ売上高は半減。連日の猛暑であったが秋分を過ぎた頃より30度をきるようになり、身体も立て直し、期末に向けて売上げアップとしたい。
石材加工 秋の彼岸が終了し、閑散期に入った。今後の受注が確保できない事業所もあり、業界はまだまだ厳しい。
鉄鋼・金属 鍍金 明らかに「底」からは脱しているものの、やや足踏み状態にあることが否めず、次への希望材料を各組合員が模索しているところである。円高とゼロ金利が経営にどのように影響を与えるかも注視していきたい。
一般機器 一般産業用機械・装置 受注増加の気配があるが円高等の影響も顕著に現れ始めたため、兆候は大変弱くなっている。一般機械についても引き合いがきているが受注の増加は期待薄。鉄工は公共工事の動きがなく尻すぼみ。中小零細企業は依然として受注環境、雇用環境ともに厳しい。造船については引き続き高稼働率であるが今後の採算については要注意。
その他製造業 団扇 今期業界全体的に売上げ、金額、本数ともに減少した年であった。来期に向けて明るい材料が無いのが心配される。
綿寝具 季節が少し秋らしくなって商品が動き出した。しかし法務省からの発注が前年と比較して20%減少となり、もうひとつの物件は落札できず。価格を下げるため粗悪な海外の再生品を原料に使用して約半額の金額で落札した業者があったという噂があった。
小売業 青果物 青果の取引条件が悪化した。
石油 全体的に値下がり減少だが、香川県は最近まで低いなりに安定していたので全国最安値から真ん中くらいに順位が上がった。しかしながら1〜2円下がったので回復すると思う。猛暑のおかげで売上げが上がった夏であった。元売り会社合併の影響がそろそろ出るような感じである。その様な中、次世代自動車への関心が高まり、セミナー参加者いつも多い。
電機 9月に入っても猛暑が続き、9月上旬までエアコン販売は好調であったがその他の商品が低調。特に地上デジタルTVの販売が落ち込んでいる。3Dテレビは話題になるものの実売に繋がらない状況です。エアコンが好調だった分、他の家電製品の低調が目にあまる。太陽光発電は伸びているが我々電気店ではほとんど販売されておらず、他業種(ガソリンスタンド、清掃会社等)に奪われている。
商店街 高松市 売上げは停滞したままである。来街者は少し増加しているが景気に繋がっていない。
高松市 暑い9月だったからか外出を控えた人も多く、商店街にも人が出てくれずどの業種も苦戦している。当商店街のアーケードのリニューアルイベントも先送りとなった。イベントも人手不足、予算もなく細るばかり。高度化資金も無事おり工事代金の支払いができた。今後商店街の問題を一つ、一つ解決し、商店街に一人でも多くの人を呼べる努力をして行かなければ生き残れないだろう。
丸亀市 廃業する店が増加している。数年先に「全店がシャッターを降ろした街」になっていると感じる。また、今年は特に残暑が厳しくお年寄りなどが外出を控えた様子で、いっそうの消費不振に拍車をかけたと感じる。
サービス業 ディスプレイ 景気回復の兆候が未だみえず、倹約政権では国民が萎縮し、物・金が動かない。我が業界も、広告宣伝費等の削減により大変苦しい現状。
旅館 今月は、稼働率は昨年に比較し10%程度上昇した。瀬戸内国際芸術祭の影響も5%ありその影響でもある。ただ9月の予約は、低単価にシフトしており、人気ホテルもとうとう値下げに踏み切っている所が多い。低単価が進み、各企業努力も、限界に近付いている現状からすると、今回の瀬戸内国際芸術祭終了後の顧客動向が非常に心配である。10月も、出張客はあまり動いておらず、景気のいい話は全く聞こえてこない。何せ厳しい不況。
情報 オープンソースを使用して安価な引用で提供できるソフトやサービスが多くなっている。またクラウド化が進んでいるi−Phone、アンドロイドなどのスマートフォン、またタッチパネル向けのアプリケーション需要が増加している。
美容 景気が悪いと思うが、若い人の新規開業が増えているように思う。日本政策金融公庫の生活衛生貸付制度を利用されている。
建設業 総合建設 民主党のマニュフェストで公共工事は4年間で1兆3,000億の減額を掲げていたが、平成22年度の1年間で減額したにもかかわらず来年度以降についても現状維持が危ぶまれる。業界にとっても大変厳しい環境。
運輸業 トラック 8月分の高速道路通行料支払額は過去最低であった昨年8月と比べて116.9%の伸びであった。ただ対前月比ではお盆休みの関係もあったのか−7%であった。今年度4月〜8月の5ヶ月を前年同期間と比べると平均で約11%の増加であるが、自動車の補助金効果が無くなった今後については減少が予想される。
貨物 建材関係でエコポイントが付与されるものについて多少在庫不足の感がでてきた。今月は費用増大のため収益が悪化した。
     
 

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