〜 四国ブロック交流会が開催されました 〜

 10月2日(金)、香川県にて「四国ブロック交流会」が開催され、四国各県・全青中合わせて約30名の参加がありました。
 
  始めに本会研修室にて庵治石開発協同組合・太田元理事長より『世界に誇る銘石〜採石・加工・その可能性〜』と題しての講演がありました。庵治石の歴史、採石の際の手順から加工までの課程、成果物(墓石、多宝塔、モニュメント等)に加え、組合が現在取り組んでいる「ズリ石」の有効活用についての説明がありました。 今まで廃石とされてきた「ズリ石」ですが、液状化対策材への転用(通常は砕いた岩や海砂などを使用)に向けて香川大学、高松高専との共同チームでその特性を解析しています。

 続き、採石場(丁場)の見える庵治町・牟礼町へ移動。前日の雨のため、実際の見学はできませんでしたが、組合事務所より丁場を見上げながら太田理事長の丁場説明いただきました。

 その後、場所を町内「Remza レムザ」に移し、地元石材事業者の加工技術を活かした庵治石商品の開発を行っている「AJI PROJECT」メンバーと、実際に商品を手にとりながらの懇談会を行いました。 会には大丁場を管理されている(株)オオクボエンタープライズ大久保社長、高松牟礼庵治商工会平田氏にもご同席いただきました。
 
 懇談会後は、本会研修室に戻りブロック会議を開催、各県の取り組み状況や全青中役員会のついての報告がありました。

 また会議終了後はOB会との合同懇親会を行い、和やかな雰囲気のもと、友好を深めることができました。