集計上の
分類業種 |
具体的な業種 |
組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点) |
食料品 |
製粉製麺 |
昨年のJA香川県による「さぬきの夢2000」不正表示事件から1年が経過した。ブームはいつかは終息するが、この一件により潮は完全に引いた感じ。「さぬきうどん」そのものは定着したように見えるが、今後どうなるのか予断を許さない。また、乾麺業界に限ると、香川県内の製造能力が、最近大幅にアップされたので、この影響が今後どのようにでるのか懸念される。 |
調理食品 |
出荷高は前年同月比97.4%であった。 |
醤油 |
組合員の業況は、ほぼ前年同月比の水準で推移しているものと推察される。当組合10月末の業況は、前年同月比95%程度の実績となっている。本年11月及び12月の年末向製品への出荷量増加を期待したい。 |
繊維・同製品 |
手袋 |
前年度の流通在庫の減少もあり、手袋の出荷は前年比5%程度増加している状況で、景況は悪くない。 |
木材・木製品 |
木材 |
住宅着工数の減少により需要が低下し、収益状況が悪化している。 |
印刷 |
印刷 |
受注、価格競争は依然として厳しい状況。解散総選挙は事前運動期間がなく、特需というほどの規模ではなかった。今の状況を当たり前と受け止めて経営をする覚悟が必要かもしれない。 |
窯業・土石製品 |
生コン |
原油高に伴うコストアップ等、影響が大きくなっている。 |
鉄鋼・金属 |
鋳物 |
鋳造業界においては、10月より受注量が20%位増加し、操業度は残業も含めて100%以上であり、大変な受注量を抱えている状況である。短納期の要求が一層激しくなり、毎日対応に苦慮している状態で、収益の方も材料関係が落ち着きを見せ安定した材料の確保ができ、少々良い方向に進んでいる。 |
一般機器 |
鍍金 |
全体的に底上感がある。特定のメーカーだけでなく、めっき業のユーザーである各メーカーは全体として業績を盛り返してきており、結果としてめっき業も忙しいところが殆どである。ただし、原油高・原材料高は止まるところを知らず、収益に大きな影響を与えている。 |
輸送用機器 |
造船 |
10月より組合として初めて外国人研修生の受入を始めた。 |
その他製造業 |
団扇 |
原材料の更なる値上げが心配される。 |
小売業 |
青果物 |
昨年は台風の影響があったため、売上高は対前年比で差があるが、その他は前年と比較して特に変わっていない。 |
商店街 |
高松市 |
10月にオープンした3店舗の飲食店が好調にスタートした。経営者が若く、客層も比較的若いため町内に活気がでたように感じる。しかし、物販店は依然苦戦しているので、新しい人の流れが当商店街にこれまで以上の賑わいをもたらしてくれることを期待している。 |
サービス業 |
旅館 |
今年は、台風等の自然災害が少なかったため、前年同月と比較して売上高は増加した。今後、原油価格の上昇に伴うフェリー・バス運賃の値上げによる影響が懸念される。 |
運輸業 |
タクシー |
10月分の日本向けLPG価格が高騰した影響で、香川県内のLPG1リットル当たりの価格が5〜7円上昇した。この影響でタクシー事業者の経営はますます厳しくなるものと思われる。 |
トラック |
高速道路利用率が対前年同月比65%で、大幅な下落となっている。しかし、10月1日より組合利用のコーポレートカードの割引率が首都高速と阪神高速において、一般のETCカードと同率の割引になる等取引条件が一部好転した。 |