集計上の
分類業種 |
具体的な業種 |
組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点) |
食料品 |
製粉製麺 |
小麦粉の出荷減少傾向は、少し下げ止まりの感もあるが、まだ谷にはなってないような気もする。乾麺などの加工製品の減少の理由は、天候不順だけでは説明ができないとの声もよく聞く。つまり、食の多様化、簡便性志向などにより、伝統的食品である乾麺は減少しているという考え方で、この動きは今後一層加速するのかどうか、注視している。 |
調理食品 |
出荷高は前年同月比101.6%であった。 |
醤油 |
本年度7月〜9月における組合員企業の売上高は、前年同期に比べ減少傾向にあると推定される。原因としては、全国的な醤油消費の減少、讃岐うどんブームの沈静化、今夏の香川の水不足による観光客の減少、間接的には愛知万博へ人が流れたため香川の食品関連消費総量が減少した結果と推察される。当組合においても、本年度上半期(4月〜9月)は前年同月比92%と低調な状況にある。10月以降の消費動向に期待したい。 |
繊維・同製品 |
手袋 |
9月に入り出荷も本格的になりつつあり、今期は受注が順調であったので生産もフル稼働の状況で、前年に比べやや良好に推移している。また、パートタイマーの雇用により雇用人員はやや増えている。 |
木材・木製品 |
木材 |
市況の製品需要が低迷したままで、厳しい業況が続いている。 |
印刷 |
印刷 |
コスト高の反面、価格は下降気味。価格をたたくだけの競争社会で生き延びる方法は何か。 |
窯業・土石製品 |
生コン |
原油価格の上昇により、運送費(軽油)、原材料費(セメント等)が上がり、収益の圧迫が懸念される。 |
石材加工 |
秋の彼岸終了とともに受注減少。本年度下半期も厳しい見込み。 |
鉄鋼・金属 |
鍍金 |
全般に底上感がある。ただし顧客である鉄工所には、売上高が上がっている先とそうでない先があり、景気回復が本格的とは未だ断言できないようである。 |
その他製造業 |
団扇 |
原油価格の上昇に伴いポリうちわ原料が高騰しており、今後ポリ骨価格も上昇すると予想され、各社この対策をどうするか検討中である。 |
小売業 |
石油 |
原油高騰が続き、販売価格が少しは上昇したけれど、なかなか思うように転嫁できないなかで、消費者の自粛姿勢が高まっているようである。 |
商店街 |
高松市 |
再開発事業のなかで、工事のために商店街内に板囲いがあるのは、営業に大きな影響を与えている。 |
高松市 |
9月の当商店街は動きがあった。空き店舗が2軒埋まった。10月の開店に向け餃子専門店、ラーメン店が店舗改装中。6月に倒産した金物店の店じまいも有り見事に売り尽くした。駅前では惣菜店が自社ビルに帰り閉店。手作りの小物店も閉店したが、店舗は隣の居酒屋が店を広げるため工事中である。などなど、商店街は小売から飲食店街に変わっていくのだろうか。 |
坂出市 |
当商店街においては、新聞報道等にあるような景況感は感じられない。 |
サービス業 |
美容 |
本年度9月期における組合員企業の売上高は、前年同期に比べ減少傾向にあると思われる。また、当組合においては、組合員の高齢化や新規オープン店の組合への非加入などの問題を抱えている。 |
運輸業 |
トラック |
8月の高速道路利用実績が対前年同月比67%で、大幅な下落が続いている。トラックの燃料費が高騰しているため、高速道路の利用を抑制している。軽油は、更に値上がりの気配がある。 |
貨物 |
燃料価格の高騰を運賃に転嫁することが困難であるため、経営は一段と厳しくなっている。 |