集計上の
分類業種 |
具体的な業種 |
組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点) |
食料品 |
製粉製麺 |
さぬきうどんの不正表示問題がおきて、ちょうど1年が経過した。さぬきうどんブームも沈静化し、これは出荷量の減少においても確認することができる。ただ、秋以降は、厳冬のおかげで、うどんの需要が増し、小麦粉消費量は堅調である。ブームの終焉と、厳冬による需要増とが相殺し、結果はほぼ前年並みというところである。中長期的にみれば、あまり明るい材料はないが、とりあえず、この冬は厳冬のおかげということに尽きる。 |
調理食品 |
出荷高は前年同月比99.8%であった。 |
醤油 |
売上高は組合員全般に、前年同月と比較して10%程度の増加傾向にあるものの、前年同期と比較すると5%程度の減少と推察される。今後は、1月〜3月の出荷状況に依存することとなる。 |
繊維・同製品 |
手袋 |
10数年ぶりの寒波の襲来で、冬物手袋は平常年の130%以上の売れ行きで、メーカーとしても在庫が減少し好調な景況となった。 |
木材・木製品 |
木材 |
木材は、住宅着工が減る不需要期であるため、市況は活気がない。 |
印刷 |
印刷 |
印刷物に関しては供給過剰で、安値受注と競争はまだまだ続きそうである。受注価格のアップは困難なので、製造コストの削減、生産体制の見直し等に一層の努力が求められている。 |
窯業・土石製品 |
石材加工 |
平成17年は、売上高が若干持ちなおしてきたが、18年に続く見込み売上は少ない。ここにきて、営業を含む企業努力をしてきた企業とそうでない企業の格差が目に見え始めたように感じる。 |
一般機器 |
鍍金 |
年末の駆込需要で、納期的には各組合員とも逼迫した状況ではなかったと思われる。 |
その他製造業 |
漆器 |
従来12月は漆器需要の最も多い時期であるが、ここ数年本来のような需要の盛り上がりはない。 |
綿寝具 |
原材料、運送賃の値上がりの価格転嫁が難しく、厳しい状況が続いている。 |
小売業 |
青果物 |
寒波により売上高が増加した。 |
商店街 |
高松市 |
年末商戦もどこへやら、商店街への人の流れは減るばかりで、好調組と不調組が極端に分かれており、小売業が非常に苦しい状態である。その中でも新しく組合員になった方は、健闘している。郊外の大型店に人の流れが変って久しく商店街は閑散としている。 |
坂出市 |
12月末をもって老舗の弁当屋が閉店するとの届出があった。パートを含めて6人くらいの店で、経営者の老齢化と後継者問題が廃業の理由である。 |
サービス業 |
旅館 |
観光がオフシーズンであることにあわせて、雪等の悪天候の影響で売上高は減少している。 |
運輸業 |
トラック |
高速道路利用率が対前年同月比71%で、本年度としては最高の売上高となった。しかし、軽油の価格交渉ができない状況が発生している。 |
貨物 |
前年同月よりも少し荷動きがよかったが、運賃は低水準である。 |