集計上の
分類業種 |
具体的な業種 |
組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点) |
食料品 |
製粉製麺 |
この夏、西日本は猛暑に見舞われたものの、東日本は概して気温が上がらず、乾麺の販売は伸び悩み、全体としては昨年の水準には達しなかった。乾麺は伝統的食品であるが、利便性・簡便性が優先される今日においては、販売は減少傾向にある。今年の減少は、単なる気温低下による一時的なものか、それともこの減少傾向によるものか、気にかかるところである。小麦粉の方も、うどんブームの陰りを受け、低調に推移している。 |
調理食品 |
出荷高は前年同月比95.2%であった。 |
豆腐 |
ガソリン、重油、容器等の仕入れが多額になったが、価格は県外の安い商品に特売等で対抗するため低下している。 |
醤油 |
平成17年8月の組合員の業況は、売上高の減少並びに在庫の増加傾向にあり、例年8月に売上高伸長にある企業も本年度は業況不振にあるものと推察される。当組合の生揚売上高も前年同月比約7%の減少となっている。業界全般の統計資料によると、過去1年間の累計に基づく大手五社の売上高減少傾向より中小企業のほうがその度合いが大きいという結果が出ている。 |
生麺 |
客単価が落ちている。 |
繊維・同製品 |
手袋 |
平成17年度の最終の受注見込みは前年をやや上回っている。なお夏物手袋は良好であった。 |
木材・木製品 |
木材 |
市況の低迷、低下により在庫が増加している。 |
印刷 |
印刷 |
用紙断裁加工経費の一部負担及び副資材の値上げ要請について、断裁加工経費問題は撤回することで決着したが、副資材は各組合員企業個々で対応することとなった。 |
窯業・土石製品 |
石材 |
景気は昨年に比べると少しは上向きであるが、会社格差が大きく、8月10日に会員企業が1社倒産した。 |
鉄鋼・金属 |
鍍金 |
売上高は増加気味であるが、原材料(特に金属地金・石油関連製品)の高騰に伴い、収益状況を停滞させている感がある。 |
その他製造業 |
団扇 |
今期は、生産本数を増加した事業所とそうでない事業所との格差が大きくなったと思われる。 |
漆器 |
日本の経済は回復上昇過程にあるとの報道があるが、生活様式の変化により消費者の漆器に対する価値観が変化し低迷が続いている。特にギフト市場での低迷が際だっている。 |
小売業 |
各種商品 |
市からの依頼で「とらまる人形劇カーニバル」に商店会として協賛することになった。期間中、各個店でいろいろなサービスをする予定だが、初めての試みなので様子を見てみたい。 |
石油 |
原油価格の高騰が続き、販売価格が少々上がっても経営は苦しいと思われる。また、渇水で洗車が出来ないため油外収益も見込めず業者は四苦八苦している。 |
商店街 |
高松市 |
郊外大型店の出店情報があり、商店街内部ではその対応に苦慮している。 |
高松市 |
雨の降らない8月で水不足の心配が絶えなかったが、営業に影響することもなく、業種によっては昨年に比べ好転したところもあった。しかし、物販の小売りは非常に悪化しており、悪戦苦闘している。大手企業の好景気が新聞紙上で賑わっているが、末端の我々の所へ来るには何年先のことになるのか。 |
坂出市 |
在来商店街として、将来の展望の難しさを痛感している。 |
サービス業 |
旅館 |
売上の対前年同月比は毎年減少しており、5年前と比較すると30%以上減少している。 |
建設業 |
水道工事 |
水道用石綿セメント管の撤去作業における石綿対策の手引き・取扱作業用保護具について周知を行った。 |
運輸業 |
トラック |
7月の高速道路利用実績が対前年同月比64%で、大幅な下落が続いている。 |
貨物 |
燃料価格の高騰を運賃へ転嫁することが困難であるため、経営は一段と厳しくなっている。 |