集計上の
分類業種 |
具体的な業種 |
組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点) |
食料品 |
製粉製麺 |
大手企業は軒並み好景気に沸いているようだが、地方、それも特に製粉、乾麺関係にはそれは伝わってこない。長い梅雨、特に関東地方は8月上旬までは比較的低温が続き、これがマイナス要因となった。また、伝統的商品の宿命である慢性的な需要減退も影響している。 |
調理食品 |
出荷高は、前年同月比101.1%であった。 |
醤油 |
組合員の業況については、御中元商戦で前年並の実績を確保している模様である。当組合においても前年同期(4月〜7月)の実績は103パーセント程度で推移している。8月の出荷状況が上半期の営業成績のポイントになると予測している。 |
生麺 |
7月2日はうどんの日であるため、中野天満宮で献麺式、高松市内の百貨店で1,000食の無料招待、うどん教室を行った。 |
繊維・同製品 |
手袋 |
受注期も終了し、結果としては前年並強で、生産も押さえ気味で実施されている。今年は、かつてなく梅雨明けが遅く、UVカット手袋は前年に比べ大きく実績は減少したが、一昨年よりは多く販売出来ると思われる。 |
木材・木製品 |
家具 |
木工家具業界は依然として全国的な景気上昇機運に乗れず低迷している。 |
木材 |
国内外で不法伐採の規制が厳しくなり、供給量が減少するため、値上げは必死である。ただ、この梅雨が猛暑であるため需要も滞っている。 |
印刷 |
印刷 |
売上高は下がり、用紙・諸資材は値上げとなっている。 |
窯業・土石製品 |
生コン |
原油高による主・副資材及び運送コスト増が経営を圧迫している。 |
ブロック |
梅雨のため、施工現場が稼働できず、売上高が伸びなかった。 |
石材加工 |
本来、お盆に向けて忙しいシーズンであるが、本年度は例年のような動きはない。 |
鉄鋼・金属 |
鍍金 |
全体的に好転しているが、一部は操業が落ち着いた組合員もおり、更なる受注活動が肝要と思われる。なお、今後更に原材料・原油高が予想され、社内外のコストダウンが不可欠である。 |
その他製造業 |
団扇 |
他業者も集中した注文を納品するのが大変であった。 |
小売業 |
石油 |
原油が、また値上げ値上げで、一般市況は混乱状態。8月仕切りのベースコストは5円以上になると思われる。 |
商店街 |
高松市 |
7月は梅雨明けが遅く、どの業種も厳しい状態にある。当商店街において2年前にオ−プンしたジーンズショップが、近隣商店街にオープンし、当商店街の店舗を閉じてしまい残念である。できるだけ早くこちらの店も再開してもらいたい。秋頃の近隣商店街再開発の完成に向け、市内の市電利用客の増加を願い、商店街において何か独自のイベントを考えなければ、ただの通り過ぎ商店街になってしまいそうである。 |
運輸業 |
トラック |
2年前から始まった天井知らずの軽油価格の高騰によると思われる倒産が当組合に1件発生した。中堅どころのトラック運送会社であったが、バブル後から低迷している運貨水準と最近の燃料費高騰で経営が破綻したものとおもわれる。 |
貨物 |
8月に入って軽油価格が大幅に上昇した(1リットル7円程)状況の中、事業経営は一層厳しくなっている。 |