集計上の
分類業種 |
具体的な業種 |
組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点) |
食料品 |
製粉製麺 |
季節商品であるそうめんは、7月の関東地区低温のため、出荷はかなり鈍かったもよう。なんといっても関東地区の消費が出荷量を左右する。また季節商品であるため、6月、7月が暑くならないと商売にならない。一方うどんの方は、映画「UDON」も製作され、また香川県もPRに力を注いでいるので、再度うどんブームが起こるか、それとも映画のヒットだけに終わるかは、予測できない。 |
調理食品 |
出荷高は、前年同月比97.2%であった。 |
醤油 |
組合員の業況は総体的には前年同月比約101%の水準で推移しているものの、一部の地域において業況が悪化している小規模事業者も認められる。「食育」の推進により、和食中心の日本型食生活が見直され、本来のしょうゆ(本醸造しょうゆ)の普及活動を全国的に展開しているが、近時の一般消費者は経済合理性追求型の食生活形態に移行しているため、しょうゆ加工品(だし、めんつゆ等)への消費動向が顕著となっている。本来のしょうゆ生産のみでは市場競争に生き残れないと予測される。 |
繊維・同製品 |
手袋 |
本年度の受注の内容、取引条件ともに従来の一般物から高級品への移行が見られ、業界全体として昨冬の寒波もあり単価的にもやや上向きとなる傾向にある。 |
木材・木製品 |
木材 |
外材の値上がりにより販売価格が上昇。住宅部材も値上がりしたため需要が減少した。そのため、収益、景況ともに悪化している。 |
印刷 |
印刷 |
用紙、諸資材が値上がりしている。 |
窯業・土石製品 |
生コン |
原油高による影響(運搬、材料等のコスト面)が大きくなっている。 |
石材加工 |
「むれ源平石あかりロード」の開催で、産地の認知度が上がってきていると感じる。地元住宅販売会社と提携し売り出すことになった。 |
鉄鋼・金属 |
鍍金 |
ある程度収益状況が確保できる受注量であるがゆえに、原材料、原油高の高騰の直接的な影響は出ていないが、これからじわじわと効いてくることが予想される。 |
その他製造業 |
団扇 |
業界として受注量は昨年とほぼ同じであった。 |
漆器 |
例年8月は業界の閑散期にあたり各社とも売上は低調であるが、昨年同期に比べると堅調に推移しているようである。 |
小売業 |
青果物 |
猛暑のため品数が少なく仕入価格が上昇し、販売価格の設定に苦労している。 |
商店街 |
高松市 |
今月は、業種により潤った店もあったが、商店街全般においては厳しい現状が続いている。商店街では、ダントツに抜きん出ているところがあり、力のなさが今後益々表れてくるのではないだろうか?その他の商店街では、火曜日に朝市が開かれるようで、当商店街もそのような市でも開いて行くべきだと思う。 |
坂出市 |
高齢経営者の入院があり、今後の展望は開けない。 |
運輸業 |
タクシー |
平成17年度は、毎月対前年比を割っていたが、平成18年4月以降は、長雨、猛暑の影響で対前年比を上回っている。しかし、タクシーの燃料であるLPGが値上がりしているので、経営は厳しい状態である。 |
トラック |
軽油価格の高止まりと運賃水準の低迷で、トラック経営者は青息吐息。従業員のボーナス支給停止会社もあった模様。 |