集計上の
分類業種 |
具体的な業種 |
組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点) |
食料品 |
惣菜 |
現在、大変苦しい状況には変わりない。 |
製粉製麺 |
昨年来より、小麦粉の消費は落ちている。理由は、米粉普及促進の影響で米粉が一部の小麦粉を代替したためと言われている。今年は4月に値下げを控え、このままだと10月にももう一段の値下げが予定されている。もういい加減、価格交渉でうんざりである。 |
調理食品 |
出荷高は、前年同月比99.1%であった。 |
醤油 |
世界的不況の中で新しい年を迎え、貨幣市場を中心に株価の下落、円高不況等経済不況は底が見えない情勢であるが、食品関連企業、特に醤油市場は依然として価格ダンピング(安売り)商品は大手醤油企業を中心に見られるものの、中小企業は手堅い営業利益を確保しているものと推察される。これは実物経済の強みと考えられる。なお、当組合の生揚出荷状況は、前年同期比(4月〜1月まで)99.9%で推移している。 |
繊維・同製品 |
手袋 |
前月末の世界同時不況で消費者の購買意欲が急激に落ち込み、厳しい市場環境にあったが、1月に入り寒波が続き、廉価販売市場ではあるが、好調な売れ行きとなった。しかし、高価格商品は景気悪化で売れ行きは不調が続いている。 |
縫製 |
受注が少なく、稼働率が低い。例年なら春物の生産で忙しくなるはずだが、注文がまだ来ないので、先の見通しが立たない。 |
木材・木製品 |
家具 |
傘下の事業所では、この不況に対して人員削減(解雇)で少しでも身体が軽くなるような処置を講じて、この急場を乗り越えようとしている。実に悲しい状況である。従業員も事業主も断腸の思いである。とうとうここまで来たかといった感がある。 |
木材 |
市況の悪化、住宅着工戸数の減少により、不安定な業況が続いている。 |
印刷 |
印刷 |
先月同様、不況感による仕事量の減少等、厳しい状況が続いている。 |
窯業・土石製品 |
石材 |
今までにない景気の悪さである。売上高についても前年度の60%にまで落ち込んでいる。 |
鉄鋼・金属 |
鍍金 |
原材料は高騰していて世界的に景気が下降しているなか、企業も設備投資に対し、慎重になっている状況である。 |
その他製造業 |
団扇 |
うちわ業界は、まだ受注時期ではないため、不景気の実感はまだ感じていないが、各社とも今期の商戦については、不安を感じている。ただ、丸亀市競艇事業部より「まるがめボート」のPR用のうちわの発注があり、うちわ連合会で受注することができ、出だしとしては良い状況と言える。 |
漆器 |
12月の売上不振の流れに歯止めが掛からず、1月も売上は低迷している。特に、百貨店や専門店など高級品を販売しているところほど落ち込みが大きく、新しい販売ルートの開発が急務となっている。 |
卸売業 |
セメント |
不況のため、建築・土木工事が減少し、セメントの販売量も減少している。 |
小売業 |
石油 |
市場価格連動毎週改定による新仕切りに移行して、5ヶ月目に入ったが、新仕切りに移行した昨年10月以降、ガソリンの収益悪化が目立っている。 |
商店街 |
高松市 |
本当に悪い!どうにもらならい状況である。丸亀町B・C街区の工事中が原因か、お客の通行量も減少し、各店舗とも売上が伸びていない。 |
高松市 |
新年に入り一段と厳しさが増してきました。58年続いた百間町の果物専門店が31日に廃業した。また、兵庫町では100円ショップが撤退した。今年は、廃業する店がこれまで以上に多くなりそうである。1月はどの業種も落ち込み、厳しい現状に元気もでない。まだまだ不況は深刻になりそうである。 |
坂出市 |
正月松の内が明けると全く浮いた気分がない。当商店街は、車の通行可の地域であるが、例えば駐車規制の監視もこの時期ぐらいは温情をもって実施してほしいものである。 |
丸亀市 |
新聞・テレビなどで毎日のように景気の悪化が伝えられ、消費者に「金を使わずに倹約せねばいけない」という意識が植え付けられてしまったと感じる。先行きの不安も伴って、消費は完全に冷え切ってしまっている。食料品以外はまったく売れない状態と言っても過言ではない。食料品でも消費者は価格に極めて敏感になっている。 |
サービス業 |
旅館 |
12月中旬より業況は非常に悪化しており、明るいニュースは一切ない。 |
情報 |
委託開発は急激に減少し、安定受注が困難になっている。また、開発後のリリース案件(例えば携帯システム等の市販商品)も景況悪化につき、普及拡大が著しく困難になっている。 |
運輸業 |
タクシー |
タクシーの燃料であるLPG価格は値下がりしたが、輸送人員の減少が大きく、収入が対前年比88%となっている。 |
トラック |
1月に入り、荷動きはかつてないほどの減退であり、燃料高騰時よりも仕事が減少していくことに大きな不安を抱いている事業者が多い。荷主より年度末に向け、さらに運送費の値下げ要求等もでてくる恐れもあり、荷主・運送事業者双方とも厳しい状況になっていくようである。 |
貨物 |
燃料価格は下落したが、輸送量が大きく減少している。それに伴って、運賃水準下げの圧力が強くなっている。 |