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【前年同月比】          
           
 

平成21年2月の景況
……中小企業団体情報連絡員より…… 

特記事項
                   
好 転 やや好転 変わらず やや悪化 悪 化
                   
業 種
(中分類)
業 種
(大分類)
売上高 在 庫
数 量
販 売
価 格
取 引
条 件
収 益
状 況
資 金
繰 り
設 備
操業度
雇 用
人 員
業界の
景 況
食  料  品 製造業
繊 維・同製品 製造業
木 材・木製品 製造業
紙・紙加工品 製造業
印     刷 製造業
化 学 製 品 製造業
窯業・土石製品 製造業
鉄 鋼 ・ 金 属 製造業
一 般 機 器 製造業
電 気 機 器 製造業
輸 送 用 機 器 製造業
そ   の  他 製造業
卸  売  業 非製造業
小  売  業 非製造業
商  店  街 非製造業
サ ー ビ ス 業 非製造業
建  設  業 非製造業
運  輸  業 非製造業
そ  の  他 非製造業
                     
                   
【特記事項】      
 (2月の景況から)      
       
集計上の
分類業種
具体的な業種 組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品 製粉製麺 4月の麦価が14.8%の値下げと発表された結果、値下げ圧力が大きくなってきた。半年ごとの価格改定は、製造者、二次加工業者、小売店、全てにとって負担増になる。市場原理に全てを任せていいとは思わないが、業界からはこんな意見を出しても我田引水にしか取られないところが辛い。
調理食品 出荷高は前年同月比106.7%であった。
豆腐 低価格商品にシフトされており、売上数量の減は少ないが、全体としての売上高は約5%減である。
醤油 組合員全般に売上高は微減傾向にあると推測される。当組合の出荷状況は、前年同期比(平成20年4月〜平成21年2月)98%程度で推移している。3月期決算の見込みは、ほぼ前年度並みの利益額が確保できる見込みである。原料である脱脂大豆・小麦は、平成21年4月以降下落が予
手延素麺 政府より小麦の値下げ発表があったが、今夏に売る商品については、既に製造しており、消費者に理解して頂けるか懸念される。
繊維・同製品 手袋 昨年末からの世界同時不況で冬物手袋は、廉価販売で終始した関係で前年比90%前後の販売結果となった。また、スポーツ・レジャー手袋も不況のため前年比ではやや下回った。
縫製 例年よりも仕事量が少ない。
木材・木製品 家具 傘下の事業所では、この不況の中で最も行ってはならない人員整理が始まっており、少しでも早く経営の建て直しをすることに懸命になっている。遅かれこのような事態は発生すると思っていたが、現実となった。今後も続いていくだろうと懸念している。
製材 先行き不安感が増大し、取引先に疑心暗鬼が漂っている。
木材 木材市場が3ヶ所から1ヶ所になったにもかかわらず、市場での動きが以前よりも悪い。
印刷 印刷 不況感による仕事量の減少など厳しい状況である。
窯業・土石製品 石材加工 売上不振で雇用の絞り込みが見られるようになった。退職者の穴埋めをせずに、少ない人員で稼働している事業所が増加している。
鉄鋼・金属 鍍金 世界的な大恐慌の影響を受け、各社とも受注の確保、生産調整をしているところである。
一般機器 一般産業用機械・装置 急激な大幅受注減となり、大変苦慮している。
その他製造業 団扇 業界全般的に低調な状況である。
漆器 1月、2月は当業界では閑散期に当たり、各社とも売上高は少ないが、今年度は更に売上が落ち込んでいる。そのため在庫が過剰気味となり、休業して生産調整をする業者も見られる。
小売業 石油 3月に入って給油所ではガソリン単価の値上げになっているが、景気悪化による販売減が深刻で、マージン回復に繋がるような本格転嫁の動きは現時点では見られない。
商店街 高松市 2月もこれまで以上に最悪の月になった。どの業種も今まで経験したことがないような売上である。商店街の人通りも減っており、今後も期待できそうにない。
丸亀市 商店街への来訪者はじめ、お客の「買い控え」と「節約志向」は徹底している。しかし、商店主たちも「駄目なのに慣れてしまって」きて、この感覚が怖いと感じるときがある。
観音寺市 組合員である地元スーパートマトが移転し、当該ビルの取り壊しが始まった。
サービス業 旅館 はっきり非常に悪い。今後この不況下、倒産その他も多発すると考えられる。
情報 ユーザー側の景況が悪いため、受注は極めて低調である。
運輸業 トラック 昨秋からの世界同時不況に伴う国内貨物の荷動き不振がトラック運送事業者を直撃し、かつてない厳しい経営を強いられている。輸出不振と国内需要の冷え込みから鉄鋼、電機機械、自動車、建設、出版関係の減産は顕著となっているが、全ての輸送品目や業態が悪いのではなく、食料品、飲料、(ネット)通販部門等、堅調を維持している部門もある。5月以降に自動車減産緩和等、見直しが報道されているが、各事業者はまず1−3月期を乗り切ることに頭を抱えている。
貨物 軽油価格の下落は鈍化し、ほぼ横這いの状態となっているが、景気後退から荷動きは一段と悪化しており、昨年11月頃は対前年比1桁の減少だったものが、現在は2桁を大きく超えており、20〜30%を超えて減少しているところもある。
       
     

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