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【前年同月比】          
           
 

平成21年4月の景況
……中小企業団体情報連絡員より…… 

特記事項
                   
好 転 やや好転 変わらず やや悪化 悪 化
                   
業 種
(中分類)
業 種
(大分類)
売上高 在 庫
数 量
販 売
価 格
取 引
条 件
収 益
状 況
資 金
繰 り
設 備
操業度
雇 用
人 員
業界の
景 況
食  料  品 製造業
繊 維・同製品 製造業
木 材・木製品 製造業
紙・紙加工品 製造業
印     刷 製造業
化 学 製 品 製造業
窯業・土石製品 製造業
鉄 鋼 ・ 金 属 製造業
一 般 機 器 製造業
電 気 機 器 製造業
輸 送 用 機 器 製造業
そ   の  他 製造業
卸  売  業 非製造業
小  売  業 非製造業
商  店  街 非製造業
サ ー ビ ス 業 非製造業
建  設  業 非製造業
運  輸  業 非製造業
そ  の  他 非製造業
                     
                   
【特記事項】      
 (4月の景況から)      
       
集計上の
分類業種
具体的な業種 組合及び組合員の業況等
(景況の変化とその原因・現状等、企業経営・業界での問題点)
食料品 製粉製麺 昨年は穀物相場が高騰し、現在は下がり基調にある。小麦粉も5月から更に値下げとなるので、4月分の出荷は低調であった。PB商品が相次いで大幅値下げされているが、メーカーはこれで本当にやっていけるのだろうか?従来もそんなに粗利があったとも思えないが、それから更に10%、20%下げるのは、我々の業界では考えられない。
調理食品 出荷高は前年同月比104.2%であった。値上げ不可能及び一部原材料の価格高止まりにより収益状況は低水準、企業によっては一部製品の生産中止もある。設備操業度は不変であるが、雇用人員の減少(自然減)により個々の工員は多忙の模様である。
醤油 平成21年4月の組合員の業況は、出荷量及び売上高とも低迷しているものと推察される。当組合の生揚出荷量も前年同月比83%と大幅に下落している。今後の出荷動向が不安材料と考える。
生麺 高速道路サービスエリア内の土産物店では、売上が前年同月と比べ少し増加した。
繊維・同製品 手袋 平成21年度の手袋の受注状況は、4月末では繊維手袋は前年並み、革手袋は昨年末からの高級品が不調で前年比で10%程度の減少となり、現状では厳しい状況にある。春夏用手袋は4月末でほぼ納入も終わり、前年比110%の実績ではあるが、暑さが今一つで市場の活発が望まれる。今年度は受注から納入までの期間が短縮され、10月末納入の契約となり、例年より1ヶ月早く生産的には大変な状況である。
縫製 個人消費の落ち込みにより、仕事量も減少している。
木材・木製品 家具 3〜4ヶ月前と比較して、状況は少し好転してきているように思える。しかし、材料等は高止まりのままである。3〜4ヶ月前は電話が通じたから事業を廃止していないというような声が聞かれたものだが、今はそのような話も出てこない。また、組合傘下の事業所も資金繰りで倒産したという話も聞こえてこない。
木材 住宅着工の減少による売上減少と収益悪化が続いている。
印刷 印刷 価格競争は依然続いている。官公庁の入札は、びっくり価格の連続である。「収支はどうなっているのか?」と驚くばかりである。
窯業・土石製品 生コン 新年度に入り、工事量の減少とそれに伴う収益の悪化が懸念される。
ブロック 昨年5月より売上の低迷が続いているので、大変不安を感じる。
石材加工 不景気に便乗して、消費者の値引きの要望が強くなっている。
鉄鋼・金属 鍍金 原油の値段が上がる傾向にあり、世界的な大不況で景気が下降し、受注量が大幅に減少している。それゆえ各社、中小企業緊急雇用安定助成金を受けているところである。
輸送用機器 造船 修繕船のため雇用は増加したが、4月分の収益は上がっていない。
その他製造業 団扇 大手企業の販促用の受注(大口)が例年に比較して減少している。竹うちわの受注状況は、現在のところ順調である。
砕石 高松以東の高速道路の4車線化及び小豆島地区における内海ダム等の建設に期するところがあるが、骨材等多くの県産品を使用して頂きたい。
漆器 本来であれば、4月から繁忙期に入り、記念品等の受注が増える時期であるが、本年は受注が伸びず厳しい状況である。一部不採算商品は廃版にして処分する業者もあり、販売価格は低下している。また、在庫の増加により生産活動も低下し、残業をほとんどしていない業者が多い。5月は新製品の見本市があり、その成果に期待している。
卸売業 セメント 昨年6月より袋セメントの値上げをしたが、私製袋の価格が上がらずに値段の格差が生じている。業界も落ち込む中、売上増加は見込めず、組合運営も厳しくなっている。
小売業 石油 販売価格は、2〜3円上昇している地域もあるが、安値と特売日(水・土・日・祝祭日)により足踏み状態にある。なかなか採算が取れない状況であり、業者はどうしょうもないところから脱出したいが、なかなか脱けられない。
商店街 高松市 4月の状況もよくない。商店街で買い物をする消費者が一段と減っているように思える。新学期・入社式等、人の流れがあるはずが静かである。三越も買い物客が減り、商店街まで客が流れて来ないのが実情である。当商店街に新しくできた八百屋さんが好調である。設備投資をせずに消費者に少しでも安く提供できる商売が受けているような気がする。
坂出市 昨秋以来の不況感が依然として消費者にある。また、商業者の団結力もなくなり、無力を感じる。
丸亀市 定額給付金の支払いが始まったが、消費が上向く様子はまったく感じない。街の「閑散さ」は相変わらずで、一日中静まりかえりアーケードのBGMだけが流れている。日曜日を定休日にする店も増え、閉店時刻も時を追う毎に早くなっている。プレミアムつきの商品券が好調のようだが、必需品をより割安価格で買えるという面でいいわけで、余分な消費を喚起させる効果は薄いと思う。
サービス業 情報 中央・大手企業とのやりとりがあるところは仕事量を維持できているが、ローカルでの仕事は低調のままである。
運輸業 トラック 3月末から平日の高速道路の通行料金は、全日3割引以上となる制度が導入され、事業者の負担分は軽減されるようになったが、土日祝日には普通車・軽自動車が1,000円になり、この期間に業務のある事業者は走行時間が読みづらくなったのとレジャー車より業務車の方が多額の料金を支払わざるを得ない制度に対し、矛盾を感じ引き下げを要望している。なお、この3割引は100km走行との制限がかかっており、7月8日からは100kmを越した場合でも100kmまでの部分が3割引となる。
貨物 3月末から実施された本四を含む高速道路の料金割引の拡大は歓迎されるところであるが、景気後退により食品、農産品を除き荷物が大幅に減少している。特に、帰り荷の確保が困難な状況となっている。
       
     

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